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神島

潮騒の孤島

伊勢湾口に浮かぶ周囲4km、人口500人ほどの小さな島です。神島灯台からは、遠州灘、伊良湖水道、伊勢湾が一望出来、その景観は息を飲む美しさ。

文豪、三島由紀夫が発表した小説「潮騒」で一躍有名になりました。三島が川端康成に宛てて書き送った手紙の一節には「目下、神島という孤島に来ております。映画もパチンコ屋も呑み屋も、喫茶店も、すべて『よごれた』ものは何もありません。(中略)ここには本当の人間の生活がありそうです」というくだりが見られます。

助け合う共同体の素朴であたたかな生活が、都会育ちの三島にはとても新鮮で魅力的なものに感じられたのではないでしょうか。

元旦の夜明けに奇祭「ゲーター祭り」が行われることでも知られており、グミの木を束ねて作った直径2mほどの輪(アワ)を、男たちが竹を使って空高く持ち上げ、高く上がれば上がるほどその年は豊漁であるとか。

また十月頃にはアサギマダラ(蝶)やサシバ(鷹)の渡りが見られる自然の宝庫としても価値のある島です。

●神島

●神島灯台

●アサギマダラ


神島ウォーキングマップ


●八代神社

八代神社(やつしろじんじゃ)

ゲーター祭りの舞台となる神社で、海の神様「綿津見命」をお祀りしています。小説「潮騒」では、台風の沖縄で大波から船を救った新治が晴れて初江と婚約、ここを詣でました。


潮騒(しおさい)

昭和29年、三島由紀夫著。青年漁師・新治と海女・初江の淡い恋が描かれています。今までに5回映画化され、その舞台となったことから「神島」が一躍脚光を浴びました。

監的哨跡(かんてきしょうあと)

戦時中、旧陸軍が伊良湖から撃つ試射弾の着弾点を確認した施設。嵐の夜、新治と初江が焚き火を挟んで裸で向き合った場所として知られ、今もその名残があります。

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●監的哨跡


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