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答志島

古くからの歴史が息づいた島

周囲26.3km、人口2500人程。鳥羽の離島の中では一番大きな島で、答志、和具、桃取と三つの地区に分かれています。

現在も一定年齢に達した男子を家に数名ずつ預かり、世話をする「寝屋子制度」が受け継がれています。寝屋子は食事のために実家に帰り、職業に従事するなどのほかは寝屋で過ごします。

寝屋親は親も同然。そして共に寝屋子となった若い衆は、生涯、義兄弟の縁を結び、冠婚葬祭はもとより、何事があってもすぐに駆けつけるとか。この制度は百年以上前から続き、一説には九鬼水軍がいざという時に船のこぎ手を集める際、人手を確保しやすかったことから始まったとされています。

この島には九鬼嘉隆の首塚、胴塚を始め、有力な豪族が葬られていたとされる古墳が点在し、平安期には答志郷と呼ばれていました。

島内には柿本人麻呂や西行法師の歌碑が建てられ、歌人たちに愛された島であることをうかがわせています。

「釧著く 答志先の崎に けふもかも
大宮人の玉藻刈る羅む」柿本人麻呂

「さきしまの 小石の白を 高波の
 答志の浜にうち寄せてける」西行法師

●漁港へ

●九鬼嘉隆の首塚

●柿本人麻呂の歌碑

答志島ウォーキングマップ

●大漁旗

八幡祭り(はちまんさい)

旧1月17〜19日に行われる、大漁、海上安全を祈願した祭で、18日の弓引き神事がメインとなっています。


鳥羽磯部漁協答志支所市場

答志漁港の中心に新築された市場で、その日の漁で捕れたばかりの魚介類がセリにかけられます。



●塩ワカメ作り

塩ワカメ

2月から5月の間、和具浦漁港には数十基の大きな釜が並べられ、島の特産品、塩ワカメが作られます。あたりは磯の香りに包まれ、その風景は春を呼ぶ風物詩となって環境省の香り風景100選に認定されています。


ヤマトタチバナ

6月頃に白い花が咲き、冬、みかんを小さくしたような実が黄熟します。鳥羽市での自生は本種の北限に近く、桃取町にある2本の木が県の天然記念物に指定されています。

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